- オリコン「指原以降『爪痕を残そうとする』女性タレントが増えすぎ食傷気味。めるるの『薄味』が逆に新鮮」 投稿日 2021年2月22日 16:03:33 (地下帝国-AKB48まとめ)
さて、この「爪あとを残す」系でブレイクしたタレントだが、めるると同年代の女性タレントでいえば、“みちょぱ”(池田美優)や“ゆきぽよ”(木村有希)」、藤田ニコルなど。少しの上の年齢層では、指原莉乃や朝日奈央などが挙げられるだろう。みちょぱとゆきぽよは、見た目そのままのギャルっぽさがウリで、機転が利いて賢く、ぶっちゃけた発言による親しみやすさも人気の秘訣。
藤田もまた、一見すると不思議系に見えるが、頭の回転の速さを感じさせるコメントが評価されている。指原は自虐ネタも辞さない空気を読むトーク力、朝日はワイプで光るリアクションがブレイクの要因だった。いわば彼女たちは、モデルやアイドルといった出自や見た目とはギャップのあるような、バラエティー映えするトーク力やリアクションで「爪あとを残してきた」わけだ。
ただ、そういった若手女性タレントもどんどん増えていき、今ではある程度固定しつつも、飽和状態と言える。すぐに消費されないようにと爪あとを残し、個性を発揮してきた彼女たちだが、インパクトが強いだけに、逆に消費までの時間は短いように思える。視聴者側としても、「またこのタイプか…」というように、食傷気味にならざるを得ない。
その一方で、めるるには爪あとを残そうと、とりあえず大声を張り上げてみたり、過激なエピソードを披露するといった“必死感”は皆無だ。ひたすら「天然」で「可愛いお嬢さん」であり、「ちょっとポンコツ」なナチュラルさが、番組を見ていても伝わってくる。最近のバラエティータレントのトレンドからいえば「キャラが弱い」として埋没してしまうはずだが、「爪あとを残す」系女性タレントがしのぎを削る中では、むしろ新鮮に映るのである。
本来、めるるのような役割は女性アイドルが担ってきた。だが、AKB48系、特に指原がバラエティー番組でブレイクして以降、女性アイドルたちもまた、爪あとを残そうと前に出るようになった。さらに、同性ウケも重要な要素となったことから、天然系やお嬢さま系タレントが減少していく。そんな中、うまくハマったのがめるるだったと言える。
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Source: 地下帝国-AKB48まとめ